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中古車購入による節税!

今回は中古車の購入による節税についてです。
中古車購入はなぜ節税になるのか、どのような車を購入すれば、節税効果が高いのかを具体的に解説します。

なぜ中古車の購入は節税になるの?

まず、なぜ中古車は節税になるのでしょうか。
答えは「償却が早く終わるから」です。
どういうことなのか解説します。
まず、車であれ、建物であれ、10万円以上の資産は購入した金額が全額が経費になるわけではありません。
例えば、鉄骨鉄筋コンクリートの本社建物を5,000万円で購入した場合、税務上5,000万円全額が購入した期に経費になるわけではなく、50年で徐々に費用化されます。
これを減価償却と言うのですが、この場合5,000万円/50年=100万が購入した期の経費になり、50年間毎期100万円ずつ経費になります。
この何年で償却するかということは税法で決まっていて、例えば、普通自動車であれば6年で償却です。
ただし、これは新車の場合です。
中古の資産の場合は下記の計算により償却できます。
(1) 法定耐用年数の全部を経過した資産
その法定耐用年数の20%に相当する年数
(2) 法定耐用年数の一部を経過した資産
その法定耐用年数から経過した年数を差し引いた年数に経過年数の20%に相当する年数を加えた年数

なお、これらの計算により算出した年数に1年未満の端数があるときは、その端数を切り捨て、その年数が2年に満たない場合には2年となります。

さらに、車輌の場合は、建物の違い「定率法」という購入初期に多額の減価償却費を計上する方法で経費化するので、2年であれば、実質購入した期に一括で経費にできます。

具体的のどんな車を買えばいいのか?

なんとなく中古車を購入することで節税になる理由がわかったところで、具体的にどのような車を購入すれば、最も節税効果が高いかということを解説します。
答えはずばり「4年落ち以上の中古車」です。
なぜなら、4年落ちの中古車の場合、上記の計算式に当てはめると耐用年数は、
2年+(6年-4年)×20%=2.4年→1年未満端数切捨てにより 2年

このように4年落ちであれば、最短の2年で償却できます。
さらに車輌は上述したとおり、定率法で減価償却を行うため、実質購入金額の全額をその期に経費化することができます。
仮に中古で500万円の高級車を購入した場合、500万円が即経費になり、節税効果は100万円以上になります。
よって、中古車で節税する場合、「4年落ち以上の車を買う」と覚えておけば良いでしょう。

中古車購入による節税の際の注意点

この節税方法ですが、1点注意点があります。
それは、減価償却は月割で行われるという点です。
どういうことかと申しますと、例えば3月決算法人の場合、4月に中古車を購入すれば4月~翌3月までの12ヶ月まるまる経費化されます。
一方、決算月の3月に購入した場合、1ヶ月しか車を使用していないため、1ヶ月分しか経費化されません。
仮に3月決算法人で4月に500万の中古車を購入した場合は、ほぼ500万円その期の経費になりますが、3月に購入した場合は500万円×1/12の40万強しか経費化されないのです。
すなわち、中古車購入による節税を行う場合は、なるべく期の初め頃に購入すると節税効果が高いと覚えておくと良いでしょう。

まとめ

今回は中古車購入による節税について解説しました。
「4年落ち以上、期の初め頃に購入する」と覚えておくと良いと思います。
他にも資産購入やその他の節税方法は沢山あります。個別に節税に強い税理士に聞いてみたい方は「お問い合わせ」からご相談下さい。相談は無料です。

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